防災訓練|できること 「冷静」に勝るものなし

私が勤務する品川の高層ビルで防災訓練がありました。私が勤務する事務所は21階。建物内北側と南側に階段室があり、非常時はこの階段を利用して避難します。

防災訓練

スケジュール

13:50 避難訓練の館内案内放送:どこにいてもはっきり聞き取ることがきる

14:20 館内放送、「地上集合場所に階段で避難してください。冷静に行動してください」

14:20 ヘルメットが配布されて避難開始

14:40 避難完了:ビル防災担当者から当ビルの避難想定人数は2500人との説明

施設

階段幅は広く、段差は動くにちょうどよい高さ、階表示もはっきりしています。

避難

今回防災担当者が社の旗を掲げて先導しました。

~ といっても階段を降りていく途中は先頭がどこかはあまり関係ありません。 ~

私は写真係を任ぜられていたのでいろいろな場所に移動しようとします。

~ 十分の広さながら3人横に並んで降りている人達の間を追い抜くのは困難です。。~

集合

ビルの外側は相当数の人数が収容できる広場になっています。

落ち着いて行動する限り何の問題もなく集合場所にたどりつくことができる経路でした。

防災訓練:Novelsman Comment

 品川のインテリジェントビルの設備は整っています。施設に課題があるのかなぁと指摘できることは何ひとつありませんでした。

 ただ、もし地震や火災が発生して突然数千人の人が避難するとなったら、スムーズに事が運ぶのでしょうか。負傷した人を背負った方を優先したり、ゆっくりしか降りることができない人を押したりしないことは、冷静であれば判断がつくと思います。それが緊急事態のときに一人ひとりが「冷静」でいられるでしょうか。

 私は「できることはなんでもします!」と申し上げる自信はありません。災害や火事に遭った体験をお持ちの方であればおわかりと思います。建物の中に人がいることがわかっていても、自分の命を守るためにその場所を離れる行動を起こす必要があるのです。それもまた「冷静」な行動で自分ができることなのかもしれません。

 東海から関東にかけて近いうちに大きな地震が発生すると想定されています。一人ひとりが命を大切にして「冷静」な判断で、できることを行動する大切さを考えさせてくれた経験でした。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました